「4～5日ほど本とかパソコン、スマートホンを見ると目ん玉が疲労困憊する。だとしてもメガネもかけるのもなあ」「子どもの視力が悪い状態になってなんとかしてあげたいと思う」。こんなふうに考える方に「視力を改善させる方法」をご紹介します。
レーシックなど、眼科医の中においても「視力を回復するアプローチは手術しかありません」というような考え方がとりわけ日本においては主流です。けれども、レーシックには感染症とかドライアイというような危険を伴います。
モノを目にしているとき、ヒトは目でチェックした映像というのを脳で処理して見ているわけです。そういうわけで脳梗塞とか脳出血などがあると、かりに目にこれといった異常を持ち合わせていなくても視力が0.1になるケースがあります。
これというのは、脳の病気によってチェックしたものを脳で処理する能力というのが下がってしまうことが理由です。ご多分に漏れず認知症であるとか、脳の機能がダウンすると視力が下りてきます。認知症の患者さんですと、レスポンスというのが鮮明にできる方だとしても視力が現われにくい人がいる理由はそういった事情からなんです。
それとは反対に目がちょっとくらい悪くても、脳がフォローしてくれるという部分もあります。例を挙げれば盲点といって、人間の目というのは、片目で見ると一部分が見ることができません。
左目をカムフラージュして、右手をまっすぐ前方に出し、右のひとさし指を立ててまっすぐ目の前を見ていただきたいです。右のひとさし指の先については、目の高さに合わせます。目線についてはありのままで右のひとさし指（右手）を外側（右側）にフラットにスライドしていきますと、肩幅近くの位置で指先が消え失せます。実際にやってみたりすると、視界から消え失せることが確かめられます。
こういったふうに、目というのは見ることができるエリアの中に入りそうなものでも、１００パーセント見えていないことが起こります。すなわち、目というのはパーフェクトじゃないのです。